2013年09月02日 11:17 口臭① 歯科

みなさん、こんにちは。
9月に入り暦では秋だというのに、まだまだ暑い日が続きますね。湿気も多く汗で体もベッタリと不快‥‥。せめてお口の中だけでもスッキリ♡と思いブラッシングをしても、何だかお口の中のにおいが気になるなぁ。なんてことはありませんか?においの原因について、2回に分けてお話ししようと思います。
口臭は、大きく分けると生理的口臭と病的口臭に分かれます。今回はそのうちの1つ、生理的口臭について詳しくお話しします。
生理的口臭とは、①口腔清掃不良によるもの②寝起きに感じられるもの③空腹時に感じられるもの④緊張やストレスからくるもの⑤加齢からくるものetc‥すべてを合わせて生理的口臭と言います。ではなぜ、それらが口臭として感じられるのでしょうか?
生理的口臭の発生源は、口腔内に棲息する細菌が産生する硫化水素というガスで、口腔内の多くの種類が産生する事で知られています。
口腔内が不衛生だと、細菌の数が増加し、硫化水素の量も増加する為に口臭をきつく感じるようになります。
寝起きや空腹時、緊張やストレスを感じる時、加齢で感じられる口臭は唾液の分泌量が減少することが原因でおこります。
唾液には、殺菌作用や洗浄作用などの働きがあります。唾液の分泌量が減少すると口腔内が乾燥します。
乾燥すると、殺菌作用や洗浄作用の働きが悪くなり、口腔内の細菌が繁殖しやすくなるため、硫化水素の量も増加し口臭がきつく感じられるようになります。
では生理的口臭への対応はどうすればいいのでしょうか?
細菌のすみかになっているプラークを歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどを使いしっかりと取り除く。
舌の上についてるプラーク(舌苔)は舌ブラシで磨く。
唾液分泌量の増加の為に十分な水分補給をする、よく噛んで唾液分泌量を促す、唾液マッサージをする、水分をとって口の中を潤す時間を増やす、などで対応していきます。
プラークの取り方、舌ブラシの使い方、唾液マッサージの仕方など、それぞれのお口の状態に合わせてのお話しになりますので、気になる方は一度来院してご相談下さいね♡
次回は病的口臭についてお話ししますので、お楽しみにo(^▽^)o

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