最近たくさんの妊婦さんが歯科検診や治療に来てくださっています(^^)
よく、『妊娠してますが、大丈夫ですか?』という声を聞きますが、安定期とされる妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)であれば通常の歯科治療は問題ないでしょう。
胎児に影響を及ぼす可能性がある初期や母体に負担がかかる後期は緊急を要しない限り口の中の衛生指導にとどめます。
歯科で使う麻酔についてですが、基本的に局所麻酔という患部に限局して効かす麻酔ですので母体や胎児には影響ありません。
レントゲン撮影についても歯科での撮影は、性腺・子宮から離れており、胎児への放射線の影響はほとんどありません。
さらに撮影の際は、必ず防護エプロンを使用します。防護エプロンの使用でX線を1/100程度に減弱させるため、被曝量は限りなく、ゼロに近くなります。
妊娠期は女性ホルモンの影響により、虫歯をはじめ口腔内にトラブルを起こしやすい時期です。
ぜひ歯科検診に来ていただいて、口の中の管理を一緒にしていきましょう!!
みなさんこんにちわ☆
今日は歯ぎしりについて書きたいと思います^ ^
睡眠時の歯ぎしりや歯をくいしばる癖を歯科ではブラキシズムと呼ばれ、なんら機能的目的を持たない習癖の一つと考えられています。
軽いくいしばりや音のしない歯ぎしりも多く、自覚のない場合が多いとされ、ブラキシズムに関連する状態や症状は実に80〜90%の人に認められるといわれています。
歯ぎしりの原因に関しては多くの研究がなされてきましたが、いまだ明確な科学的解明はできていないようです。
けれども睡眠中の歯の噛み合わせでは意識して噛む力の6倍もの力が歯に加わる場合もあり歯が異常に磨り減ったり、歯の周りの組織にダメージを与えたり、顎関節に悪影響を与えることがあると考えられています。
睡眠時のブラキシズムを根本的になくすことは難しいとされていますが、歯科では歯に加わる異常な力から歯を守るために個人に合った薄いプラスチックの板(ナイトガードと呼びます)を装着するのが一般的です。
歯ぎしりについてなにかご心配がありましたら一度ご相談ください。